トイレのロータンクに水が溜まらなくなったというご相談があり、福岡県朝倉市のお宅まで訪問いたしました。
ロータンクとは、便器より1m以内に取付けられた、洗浄用水を一時的に溜めておくタンクのことで、今回のお客様の場合は、ロータンク内にある部品が完全に折れていました。この場合は交換するしかないので、新しい部品へと交換工事を行い無事修理完了です。ロータンク部品は、INAX製のサイホン管という物に交換させていただきました。
記事から得られる学び(詳しく)
1. 「トイレつまり」に見えても原因は多様
便器が流れない・水が溜まらない等のトラブルは、紙詰まりや異物だけでなく、ロータンク内部の部品故障(フロート・サイホン管・ボールタップ等)でも発生する。見た目だけで「つまり」と決めつけず、タンクや給水部も点検する必要がある。
2. ロータンク故障の典型的症状と見分け方
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タンクに水が全く溜まらない/溜まるのに時間がかかる
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流すボタンを押しても給水が始まらない/止まらない
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便器は詰まっていないのに水だけ補給されない
これらは給水系(タンク内部)の不具合が疑われるサインで、トイレつまり(下流側の詰まり)と症状が似るが対処法が違う。
3. 原因特定はまずタンク内部の目視点検から
タンクの蓋を開けて中の部品を確認すれば、部品の破損や外れ、給水弁の異常が見つかることが多い。自分で確認する場合も写真を撮って業者に見せると診断が早くなる。
4. 部品交換で短時間・低コストで解決する場合が多い
今回の事例のように折れた部品(サイホン管等)を交換するだけで解決するケースは多く、専門的な配管工事や大掛かりな詰まり除去に比べて工事時間・費用が抑えられることが学べる。
5. メーカー品番・互換部品の確認が重要
タンク内部の形状や部品はメーカー・機種で異なるため、INAXなどの純正部品を使うか互換品を使うかで耐久性や作業性が変わる。現場で部品の種類を確認して最適な交換品を選ぶことが大切。
6. 安全な作業と自己修理の注意点
タンク内は水や電気配線は無いが、部品の取り扱いや給水の止水作業は必要。止水栓を閉めずに作業すると水漏れ被害が出るので、自信がない場合は専門業者に依頼するべきである。
7. 予防とメンテナンスの意識
古いタンクや部品は劣化で折れやすくなるため、定期点検・早めの部品交換で突発的なトラブルを防げる。特に賃貸・アパート等では入居者・管理者が早めに対応できる仕組みが有効。
8. 依頼時の安心ポイント
作業の流れ(到着→点検→見積→部品交換→動作確認)を明確に説明してくれる業者は信頼できる。事前の見積り提示と作業後の動作確認が依頼者の安心につながる。
まとめ(要点)
トイレの不調は「トイレつまり(下流の詰まり)」と見分けづらいケースがあるが、ロータンク内部の部品破損による給水不良は部品交換で短時間に解決できることが多い。自己判断で無理に操作せず、まずはタンク内部の状況確認→写真で業者相談→必要なら純正部品で交換、という流れが安心・確実な対処法です。

























