福岡市南区 での台所の排水溝つまり油質が原因で、詰まっている

福岡市南区,台所のキッチンの水がつまり流れなくなり、パイプユニッシュを丸ごと一本使ってもダメでさらに他のアルカリ系の洗剤でもダメだった。そこで、いつもの薬局で印鑑をもっていって苛性ソーダを一袋を買ってきて、水に溶かし注いでもいっこうに貫通する気配がない。少しは流れていたのに、完全に、水が溜まって流れなくなったとお客様より、台所の水つまり除去依頼がありましたので、ご自宅にお伺いさせていただきました。

お電話で、お聞きしたとおり完全に台所の水が溜まっていて、水が流れない状態で、詰まっていました。

 

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台所に溜まってしまっている水
どうして流れなくなってしまったのか?原因は、油質が排水溝に溜まって、水が流れなくなってしまったようです。排水つまりの油質を除去する作業お見積もりをして、作業を開始。約1時間ぐらいで、完全につまりの原因を除去でき、いつも通り水も流れるようになって、排水つまり解決しました。

台所の水が流れない・最近水を流すとボコボコ音がする・台所排水口より異臭が気になるなど、台所のトラブルで、困った時は、お気軽にお電話下さい。

1)「台所の詰まり=油(油脂)が原因」であることが多い

  • 調理油や洗い流した油脂は冷えると配管内で固まり、時間をかけて厚い付着層(スラッジ)になります。

  • 少量ずつでも長年蓄積すれば、ある日突然「完全に流れなくなる」ことがある。今回のように薬剤でも貫通しないことがある点に注意。

2)市販洗剤や苛性ソーダで解決しないケースがある

  • 市販の排水洗剤(アルカリ系・酵素系)や苛性ソーダ(苛性ソーダは劇薬)で一時的に効果が出る場合もあるが、油脂が厚く堆積している・固化している場合は薬剤だけでは除去不能

  • 薬剤の投入で一時的に悪化(化学反応で固形化・別部位へ移動)して完全閉塞になる例もあるため、薬剤は万能ではない。

3)苛性ソーダ(苛性ソーダ=苛性ソーダ水溶液)の危険性と使い方注意点

  • 苛性ソーダは皮膚・眼に対する強い腐食性があり、蒸気や飛沫で重度のやけどが起きる危険がある。保護具なしでの使用は非常に危険。

  • また、酸性洗剤(クエン酸等)や塩素系漂白剤と混ざると有毒ガス(塩素ガス等)が発生するリスクがある。家庭での併用・混合は絶対に避ける。

  • 排水中の油や汚泥と反応して想定外の塊を作ることがあり、結果的に詰まりを悪化させる可能性がある。

4)適切な一次対応(家庭でできる安全な対処法)

  • まずは水を流すのをやめる(使い続けると溢れる・被害拡大)。

  • ゴミ取りネット等で見えるゴミを取り除く。

  • 熱めのお湯(お湯だけ)で油を柔らかくして流す方法は一時的に有効な場合がある(油が多い場合は油が固まる可能性もあるので注意)。

  • 市販薬剤を使う場合は使用説明書を厳守し、複数薬剤を混ぜない。呼吸・皮膚保護に注意する。

  • 自分での強引な金属棒突入や排水口周りを破損する行為は避ける(配管破損・逆効果)。

5)専門業者に依頼する判断基準(いつ呼ぶか)

  • 水が溜まってまったく流れない、臭いが強い、薬剤で悪化した、排水口から上流で水があふれている、頻繁に同じ箇所で繰り返す場合は即依頼。

  • 自分での対応に不安がある・高齢者宅や集合住宅で被害が広がる恐れがある場合もすぐにプロへ。

6)業者が行う主な安全・効果的な処置方法

  • 内視鏡(ファイバースコープ)で内部確認し、詰まりの正体・位置を特定。

  • ワイヤー(ロッド)やドレンクリーナーで貫通・掻き出し。

  • 高圧洗浄機で油脂・スラッジを剥がして流す。

  • 必要ならトラップや下流の枡も順に清掃(下流に汚れを押し流して別箇所で詰まらせない配慮)。

  • 回収した汚泥・廃液は適切に処理・持ち帰る(自治体ルールに沿った処分)。

7)薬剤だけに頼るリスク(環境・再発の観点)

  • 薬剤で一時的に溶けても、油成分が配管壁に付着したままだと再付着して再発しやすい。

  • 薬剤の廃液は下水処理に負担を与える場合があるため、適切な処理・業者対応が望ましい。

8)再発防止の実践的予防策(すぐできること)

  • 調理油はキッチンペーパーで拭き取る/廃油ボトルで回収し、排水に流さない。

  • 食器は油を拭き取ってから洗う。

  • 排水口に**油やゴミ取りネット(細目)**を常設する。

  • 食べ残しや大きな固形物は生ごみとして処理(流さない)。

  • 定期的(半年〜年1回)に業者による高圧洗浄または点検を検討(油をよく使う家庭・飲食店は頻度を上げる)。

  • 食洗機・大量の油を一度に洗う習慣を避ける(まとめて大量に流すと詰まりやすい)。

9)業者に依頼するときに伝えると作業がスムーズになる情報

  • いつから症状が出ているか、薬剤や苛性ソーダを入れたか(何をどれだけ使ったか)を伝える。

  • 排水が溜まっている写真・動画があれば送る。

  • 台所の配置(シンク下の掃除口の有無、集合住宅か戸建てか)や最近の工事履歴(キッチンリフォーム等)があれば伝える。

10)費用と時間感覚のイメージ(概念的)

  • 簡易なワイヤー貫通・清掃なら比較的短時間・低コストで済むことが多いが、堆積が酷い場合や下流まで影響している場合は高圧洗浄や枡清掃など手間が増え費用と時間が増える。

  • 事例では約1時間で解決したが、ケースにより幅が出る旨理解しておく。


■ まとめ(短く要点を一言で)

台所の完全閉塞は多くの場合「油脂の蓄積」が原因で、市販薬剤や苛性ソーダで直らないことがある。苛性ソーダは危険なので安易な使用は避け、詰まりが深刻・薬剤で悪化した・水が溜まっている場合は早めに専門業者に内視鏡診断と高圧洗浄・機械的除去を依頼するのが安全で確実です。日常は「油を流さない」「髪や固形物を流さない」「排水ネットを使う」「定期的な清掃」で予防しましょう。

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