福岡 汚水枡のつまりが原因トイレの流れが悪くなっている

トイレの水の流れが悪い、自分で市販のラバカップで詰まりの除去をして、数日間は問題なくトイレの水は、流れているが又、前回同様トイレの水が溢れて、詰まってしまう。自分で、詰まりの除去をするのも限界詰まりの原因調査以来。調査をしたら外にある汚水枡から水が溢れていた。どうして、汚水枡から、あふれているのか?配水増すの中には、トイレットペーパーがたくさん溜まっている。どうして、パイプの中が、長年の汚れが溜まっていることで、つまりを起こして、今回のような大変なことになったのです。

トイレの詰まりの原因は、汚水枡のつまり!!

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汚水枡溢れ.jpg

1) 起きている事象と原因の把握

  • 「ラバーカップ(プランジャー)で一時的に直る → 数日後また溢れる」というパターンは**根本的なつまり(下流側の蓄積や枡の詰まり)**が残っている証拠。

  • 今回は家の外にある**汚水枡(配水桝)**があふれていた。枡があふれると家庭内のトイレに逆流・溢れが発生する。

  • 枡の中に**トイレットペーパーや長年の汚れ(ヘドロ・油脂・紙の塊)**が溜まって流れを止めていたのが根本原因。時間をかけて少しずつ詰まる「蓄積型」のつまりで、プランジャーは対症療法にすぎない。

2) なぜ外の枡が詰まるのか(主な要因)

  • 家庭から流れたトイレットペーパー・髪の毛・生理用品・おしり拭き(“流せる”表記でも残留する物)などの蓄積。

  • 油や洗剤カスが他の汚れと絡んで固まりやすくなる。

  • 古い管や接続部の段差・沈下で流れが滞りやすくなる。

  • 木の根の侵入や劣化による変形(今回の記述にはないが一般的要因)。

  • 枡蓋周り・桝内部が掃除されていなかったことによる長年の堆積。

3) 自分でできる一次対応(緊急時)

  • トイレを使わない:水を流すと逆流が悪化する可能性があるため使用を控える。

  • 止水:トイレの止水栓を閉める(故障時の被害を減らす)。

  • 床を汚さない準備:バケツや雑巾を用意。電気系統の近くに水が来ないよう注意。

  • プランジャーで無理に何度も作業しない:一時的に引けるが、無理にやると便器や配管を傷める場合がある。

  • 塩素系薬品・強力な薬剤は基本的に避ける:枡や配管を傷める可能性がある。特に古い配管や継ぎ目には悪影響。

4) プロに依頼するときのポイント(何を確認・依頼すべきか)

  • 枡の点検・清掃と**管内調査(カメラ検査:CCTV)**を依頼する。カメラで原因箇所(紙の塊、段差、根、破損)を確認することで再発原因が明確になる。

  • 清掃方法の確認:高圧洗浄(ジェット洗浄)で堆積物を落とすか、必要なら枡の掘り上げ・手作業での除去を行う。

  • 作業前に見積もりを出してもらい、作業内容(カメラ検査・洗浄の種類・保証)を明記してもらう。

  • 再発防止策の提案(管の勾配調整、劣化管の交換、定期清掃の頻度)を求める。

  • 緊急対応の可否と費用目安(出張費・深夜早朝対応の割増)を確認する。

5) 予防と日常の注意点(再発を防ぐ方法)

  • トイレットペーパー以外は絶対に流さない(生理用品・おしり拭き・キッチンペーパー等)。

  • 「流せる」と書かれている製品でも少量ずつでも蓄積の原因になることを理解する。

  • 定期的な枡・配管点検(目安:5年に1回や、古い家はもっと短い間隔で)や、詰まりやすさを感じたら早めに点検依頼。

  • 定期的な高圧洗浄や枡内清掃で長年の堆積を防ぐ。特に大家・管理会社は定期保守を検討する。

  • 家庭内の油は流さない(台所で固化した油が最終的に下水系に影響を与える)。

  • トイレつまりの初期段階で無理に薬剤や器具で対処せず、症状が戻るなら早めにプロへ。

6) DIYとプロの境界(いつまで自分でやって良いか)

  • 一回目や軽い詰まり:ラバーカップで試してみて良い。

  • 何度も繰り返す、枡や側溝から溢れている、家全体の排水が遅い、悪臭が強い、床や天井に水染みがある、などは**プロの調査・清掃(カメラ・高圧洗浄)**を依頼すべき重大サイン。

  • DIYで枡を無理に開けたり掘ったりすると危険(汚水、害菌、地域ルール、埋設物の損傷など)なので専門業者に任せる。

7) 被害拡大のリスク(放置するとどうなるか)

  • 家の中での汚水逆流・衛生被害(床や壁の汚染、カビ、異臭)

  • 下水の流れを阻害し近所にも影響が及ぶ場合がある(集合住宅や密集地では特に問題)。

  • 長期間の堆積は配管の腐食・破損を早め、結果的に大規模な修繕・管更生工事が必要になる可能性。

8) 依頼前に用意しておくと良い情報(業者に伝えると対応がスムーズ)

  • 症状の発生日と頻度(いつから、どのくらいの間隔で繰り返すか)

  • 家屋の築年数、トイレの型式、最近の工事履歴(給排水関係)

  • 枡の位置がわかればその写真や場所(敷地内・道路側溝側など)

  • 自分で試した対処(ラバーカップ使用の有無、薬剤の使用有無)

  • 集合住宅なら共有配管の可能性があるため管理組合や管理会社への相談履歴

9) 料金・作業時間の概念(目安)

  • 作業内容により大きく変動する:カメラ調査・高圧洗浄・枡清掃・掘削作業・管交換で費用は変わる。

  • 多くの業者は**調査後に見積り(無料/有料)**を提示する。見積りで作業の範囲と費用、保証を必ず確認すること。


まとめ(短く要点だけ)

  • 「一時的に直るが再発する」トイレつまりは**根本原因(外の汚水枡や下流の蓄積)**が残っていることが多い。

  • 枡内にトイレットペーパー等が長年溜まって流れを塞いだ結果、家の中へ逆流・あふれが起きる。

  • 緊急時は水を流さない・止水するなど被害拡大を防ぎ、繰り返す場合はプロのカメラ調査+高圧洗浄で根本対処を依頼する。

  • 日常の予防(不要物を流さない、定期点検・定期清掃)で再発を大幅に防げる。

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